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     砂肝とトマトの和風パスタ
難易度:★★☆ 調理時間:10分


 

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特にバブル期後半に勃発したイタ飯ブームからこちら日本人が認
知するパスタソースの種類はうんと多くなった気がしますがそれ
よりずっと前、昭和の時代にスパゲティがまだパスタと呼ばれて
いなかった頃のパスタソースと言えばおよそケチャップのように
甘いトマトソースかそれにひき肉を加えたミートソースと相場は
決まっていました。あるいは喫茶店の定番、ほんとにケチャップ
を使ったナポリタンですかね。 ミートソースは新潟市のホテ
ルイタリア軒が草分けではないかと言われていて開業明治14年
以降のどこかのタイミングでメニューに加わったそうなので相当
に古くからあったパスタソースだと思います。東京銀座の煉瓦亭
でも遅くとも大正時代にはメニューにあったとのこと。たぶん、
当時の人々はおにぎりには海苔を巻くという認知のごとく、スパ
ゲティにはミートソースをかけるもの、それ以外のソースなんて
考えられないと思っていたのではないでしょうか。 そのミー
トソースですら多様化する昨今ですが、こういうのもありじゃな
いかな。みじん切りにした鶏の砂肝をトマトと合わせたパスタソ
ース。これだって一種のミートソースと言えなくはないでしょう
。 今回は調味料を和食に寄せて和風パスタにしてみました。
 (1人分)

 ・スパゲティ
 ・砂肝
 ・玉ねぎ
 ・にんにく
 ・野菜類
 ・オリーブオイル

[ソースパート]
 ・トマト缶
 ・コンソメの素(顆粒)
 ・味醂
 ・濃口醤油
 ・柚子胡椒

[茹で汁パート]
 ・水
 ・塩

100〜120g
2粒
1/8個
ひとかけ
セロリ、しめじ、人参、ピーマンなど冷蔵庫のあり合わせの野菜を少量ずつ
適宜


1/4缶(100ml)
1g
15g(大匙1弱)
4g(小匙1弱)
小匙1/2


600g(3カップ)
12g
1.  [茹で汁パート]を鍋に合わせ一煮立ちさせます。沸騰したらスパゲティと小ぶりのスプーンを入れパッケージに記載された時間−1分茹でます。
  • 小ぶりのスプーンを入れると吹きこぼれを防ぐことができます。
2. 1.をやっている間に砂肝、玉ねぎ、にんにく、野菜類はみじん切りにします。
3. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかけます。香りが立ってきたら砂肝、玉ねぎ、野菜類を加えて中火で2分ほど炒めます。
4. 3.に[ソースパート]を加えて強火にかけます。水分がなくなってきたら段階的に火を小さくし液体がほぼなくなる程度まで煮詰めます。
5. 茹で上がったスパゲティをザルに揚げて水気をよく切り更に盛ります。4.のソースをこんもりと盛り付ければできあがり。
  
  • 味は醤油と味醂が軸の純和風。隠し味に加えた柚子胡椒がぴりりと辛く和風アラビアータという風情です。砂肝のコリコリとした食感は新鮮で普通のミートソースに飽きたらこれもありですね。内臓の臭みはまるで感じられません。
  • このレシピに限らずパスタ料理全般の段取りポイントはパスタを茹でるお湯を沸かし始めてからパスタの茹で上がりまでの時間およそ10分。この間にソースを仕上げれば10分で「いただきます」ができます。
  • 和風パスタはきのこ類の種類を増やすと風味が複雑になります。椎茸、しめじ、舞茸、えのきなど和のきのこをちょこっとずつ加えると楽しいですよ。
  • 柚子胡椒はけっこうピリ辛になりますので辛いのが苦手な方は抜いてください。


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