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     タラとジャガイモのポルトガル風炒め
難易度:★★☆ 調理時間:12分


 

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「え、日本人なのにアニメに詳しくないの?」 海外で日本人が
いろいろ誤解されているという話は昔からよく聞きますが最近の
トレンドはこれらしい。 『日本人はみんなアニメやマンガが好
き』 いや、全然観ない人もいっぱいいるよと言いたくなります
よね。そういえば1980年代くらいに「日本人はみんな忍術が
使える」なんて風説もありました。あれはアメリカで公開された
映画「燃えよニンジャ」がヒットした余波だったと記憶していま
す。 今ではだいぶ認識が改まっていると思うのですが(という
か思いたい)、以前は「日本人は毎日寿司や天ぷらを食べている
」なんて思われているフシもありました。 当の日本人である僕
らからしたら噴き出してしまうような笑い話です。 けど、同じ
ことを僕らもやっている可能性があります。 「フランス人は毎
日フルコースの料理を食べている」 なんて思っている人はいま
せんでしょうか。──いやさすがにそれはないだろうという人で
もじゃあフランス人が普段はどんな食事をしているかと訊かれた
ら返答に困る人は多いんじゃないかな。 フランスの国民食と呼
ばれるものの中には僕らもすぐに思い付きそうな「牛肉の赤ワイ
ン煮込み(ブッフ・ブルギニョン)」なども挙げられますが「カ
エルの足」なども定番です。「げっ」なんて言うなかれ。知らず
に食べれば鶏のささみみたいなお肉ですよ。 同様にアメリカ人
はピザかハンバーガーしか……以下略。という風説がありますが
意外に野菜もしっかり食べているみたい(中には本当にピザとハ
ンバーガーだけで生きている人もいるらしいですが)。中でも定
番はオートミール。カラス麦をフレーク化した食べ物で牛乳をか
けて食べます。これなんかとってもヘルシーですよ。 なんて風
に国ごとに意外と知られていない国民食というのはあるみたい。
それを知ることはその国の生活を知る一助になるかもなんて考え
るととても興味が湧きます。 で、今日のお題。ポルトガルでは
塩漬けのタラが国民食。頻繁に夕飯に使われる食材で料理の種類も豊富なのだそうです。
 (1人分)

 ・生鱈または塩鱈
 ・じゃがいも(小)
 ・にんにく
 ・生パセリみじん切り
 ・卵
 ・オリーブオイル
 ・塩
 ・バター
 ・粗挽きブラックペッパー

2切れ
2個(中サイズなら1個)
ひとかけ
小匙2
1個
4g(小匙1)
1g(小匙1/6)
6g(大匙1/2)
少々
1.  じゃがいもは皮付きのまま5mm厚のいちょう切りにします。にんにくは厚めにスライスします。
2. 冷たいフライパンにじゃがいも、にんにくを並べオリーブオイルを回しがけます。蓋をして中火にかけ時々ゆすりながら5分間蒸し焼きにします。待っている間に鱈を1cm幅の小口切りにします。卵はよく溶いておきます。
3. 2.の蓋を取り、塩を振ってジャガイモの上に鱈を載せます。再び蓋をして中火で2分蒸し焼きにします。
4. 3.の蓋を取り、バター、パセリの半量を加えて粗挽きブラックペッパーを振り鱈の身を崩しながらざっと炒めます。
5. 4.に卵液を流し込んで半熟になるまで炒めればできあがり。お皿に盛ってパセリの残りを散らします。
  
  • バターとにんにくの香りが食欲を刺激します。じゃがいもをたっぷり使っているので意外に腹持ちも良く主菜になりうる1品ですよ。
  • 味付けのコツは塩加減。バターも使っているので控えめに。味がきつくない分、飽きが来なくて箸が進みます。
  • 仕上げにレモンを絞ると酸味が加わって更に食欲がマシマシになりますよ。
  • 本来は冬場、タラが旬の頃の料理ですがイマドキは冷凍技術が進んでいますので夏場の暑気払いにもおあつらえ向きの一皿だと思います。


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