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     てっちり
 難易度:★★☆ 調理時間:20分
(出汁昆布を浸けておく時間は含めていません)


 

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えと、まず断っておきますがこのレシピにはふぐの捌き方といった
手順は書いてありません。念のため。ふぐを無免許でさばくと警察
に捕まりますのでやめましょうね^^;
閉店1時間前くらいのスーパーが大好きです。あれもこれも、普段
は高嶺の花と思って見向きもしない高級生食材が軒並み半額札が
貼られていきなり庶民の食材になって並んでいるんですから。ただ
、あまり閉店間際に顔を出すと何も残っていなくてがっかりすること
もあります^^;
で、先日見かけたのがこれ

ふぐの切り身が1パック350円!! 買える。これなら買える。
清水の舞台から飛び降りた気になれば買える……って、そこまで
気張る値段かい!!
ということで、急きょ夕食の予定を変更しててっちりにしました。
不思議なことに冷蔵庫の残り物がてっちりにぴったりの野菜達ばか
り。まるで、我が家全体でふぐを待ちわびていたかのようでした。
ちなみに、ふぐちりのことを関西ではてっちりと言います。これは
ふぐを『てっぽう』と呼ぶところから来ています(名前の由来はてっぽ
うもふぐも当たれば死ぬ。という駄洒落です)。
なかなか外で食べる機会はないのですが、その夜は350円のてっ
ちりを堪能させて戴きました。
 (4人分)

 ・ふぐの切り身
 ・ふぐのアラ
 ・出汁昆布
 ・白菜
 ・人参
 ・長ネギ
 ・春菊
 ・糸こんにゃく
 ・生椎茸
[つけ汁パート]
 ・ポン酢
 ・もみじおろし
 ・刻み葱

200g
適宜
4cm四方
1/4株
1/2本
1本
1束
1袋
4枚

適宜
適宜
適宜
1.  鍋に水を張りキッチンばさみでひだを入れた出汁昆布を浸けて1時間置きます。
2. 1.をやっている間に白菜はざく切りにします。人参は5mm程度の輪切りにします。長ネギは斜め切りにします。春菊はざく切りにします。生シイタケは石づきを取り傘に隠し包丁を入れておきます。
3. 1.の鍋を火にかけます。沸騰寸前に出汁昆布を抜き代わりにふぐのアラを加えます。アクを取りながら5分ほど煮て出汁を引きアラを掬い上げます。
4. 3.に煮えにくい野菜(人参、椎茸など)から加えていき、ふぐも加えて煮えたものからポン酢、もみじおろし、刻み葱を合わせた器にとって戴きます。
ふぐは煮過ぎると硬くなるので煮えたと思ったらすぐに取りましょう。
  
  • すっごい淡白でさっぱりしています。でも、正直身の形がこんな切り身になる白身の魚なら他の物でも代用できるのではとありがたみのないことを考えたりして^^;
  • 「もう1パック売っていたら唐揚げげも食べられたのにな」と欲張りなことをついつい考えてしまいました。
  • 鍋を豊かにしてくれるのは脇役の野菜類です。できるだけ、種類を多く用意して参加させて下さい。
  • 食べ終えた後はもちろん雑炊で〆るのがお薦めです。食べ切れない場合は雑炊一杯分(200ccくらい)ずつにタッパに分けて冷凍保存しておきましょう。後日、ふぐ雑炊が楽しめるというおまけ付きになります。


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