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     鶏むね肉のフリッター
難易度:★★☆ 調理時間:12分


 

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美味しんぼに出てくる料理ではちょくちょく卵白が迫害されます
。 「卵は黄身が旨い。なら黄身だけを使えば良いのだ」 なん
て海原雄山(主人公のお父さんで料理版星一徹みたいな人)は言
い放ちますが残された白身の立場はどうなるのさと思ってしまい
ます。カルボナーラを作る時も全卵を使うとソースが水っぽくな
ると言って黄身だけを使っていましたがあれは白身を捨てちゃっ
てるんだろうな。 確かに卵黄の濃厚な旨味は卵を食べる醍醐味
です。それに比べて白身は淡白でなんか「いらない子」感がにじ
み出ている感じ。 けどね、その淡白な軽やかさが活かした料理
だってあるんですよ。シフォンケーキがでっかく膨らむのも白身
を泡立てた時の気泡がしっかりしていて空気を閉じ込める風船の
役割をするからです。マカロンなんて白身の塊で白身がなければ
始まらないお菓子です。 そして揚げ物。メレンゲに仕立てた白
身を使うと普通の天ぷらでは得られない軽やかな食感が得られま
す。この卵白を衣に使った揚げ物、フリッターを考案した人は天
才だな。
 (2人分)

 ・鶏むね肉
 ・揚げ油
[衣パート]
 ・卵白
 ・塩
 ・片栗粉
 ・(あれば)ビール
[ソースパート]
 ・マヨネーズ
 ・トマトケチャップ
 ・おろしにんにく

1枚
適宜

1個分
1g
18g(大匙2)
15g(大匙1)

12g(大匙1)
7.5g(大匙1/2)
ひとかけ分
1.  揚げ油を170度に温めます。鶏肉は一口大にそぎ切りにします(揚げると肉は縮んで小さくなるので大きめに切ります)。
2. 油があたたまるのを待っている間に待っている間に[衣パート]の卵白と塩をボウルに入れて角が立つまで泡立てます。これに[衣パート]の残りを加えてよく混ぜ、鶏肉を加えて漬け込んでおきます。
3. 油が温まったら2.を大きめのスプーンで卵白ごと掬って油に投入します。この際、スプーンに残っている卵白も肉の上に落として衣を厚くしましょう。そのままいじらずに1分半待ってひっくり返し更に1分半待てばできあがり。[ソースパート]を合わせてよく混ぜそれを添えて供します。(マクドナルドのチキンナゲット風の供し方ですね)
  • 揚げ種は一度にたくさん入れると油の温度が下がってしまいます。数個ずつ何回かに分けて揚げましょう。
  
  • ふわっとしてサクッとした衣の食感が楽しい一品です。ソースのにんにくが食欲をそそりますよ。
  • このレシピの段取りポイントは揚げ油が温まるまでに揚げ種の支度を済ませること。およそ2、3分でかなりせわしないですが頑張ってください。
  • 影の立役者はビール。ガスをたっぷり含んだ炭酸水は蒸発する際に衣に空洞を作ってくれます。なのでサクサク感が増すのです。
  • フリッターは揚げ温が重要です。一定以上に高い温度をキープしないとせっかくの衣がしぼんでしまいます。工程3.では一度に揚げるのは数個まで。たくさん入れて油の温度を下げないようにしましょう。


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