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     鶏すき
難易度:★★☆ 調理時間:10分


 

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阪神大震災のあった年、僕は役者をやっていました。知人に誘わ
れて入団した合唱団が当時ミュージカルに凝っていて行きがかり
上、芝居をやることになったんですね。物語は遠い未来から実在
するはずのない孫娘がタイムマシンに乗ってやってくるというS
F物。多少、心得があったこともあって僕はその物語の主演(7
0歳の爺さん)のアンダースタディ(稽古役者)をやらせて頂き
ました。勉強になったなぁ。 そんな経緯もあって物語に愛着が
湧いて僕はその後日談を書いてみました。500枚くらいの長編
小説です。 ストーリーの構成上、第二次世界大戦前の神戸市の
ことを知る必要があって中央図書館で資料を掘り返しました。神
戸市が発刊している機関紙「こうべ」の昭和14年版。当時の表
紙には「かふへ」と書かれていました。ちょっとびっくりしたの
は意外に記事の内容が今と変わらないこと。 三宮の映画館では
今月、こんな映画がロードショーされているよ。 とか 六甲山
ドライブウェイができたからドライブに行きましょう。 とか
行楽の秋、六甲山に登って鶏すきを食べるイベントをやるよ。 
とか なんか、その頃って中国と戦争が始まってもっと暗い時代
のイメージがあったのですが全然普通だったのです。特に3つ目
の記事は当時の物価を知る貴重な情報源になりました。鶏卵がび
っくりするくらい高かったな。逆に松茸は嘘みたいに安くてのけ
ぞりました^^; すき焼きは何も牛肉の専売特許ではありませ
ん。鶏肉を使ったすき焼きというのもあって戦前から食べられて
いたんだなぁと僕はその記事で知りました。
 (2人分)

 ・鶏もも肉
 ・水菜
 ・しめじ
 ・サラダ油
[調味料パート]
 ・砂糖
 ・濃口醤油
 ・酒

1枚(約300g)
2株
半株
少々

14g(大匙1.5)
27g(大匙1.5)
15g(大匙1)
1.  鶏肉は1口大に切ります。水菜はざく切りにします。しめじは小房に分けます。
2. 鍋にサラダ油を入れて中火にかけ鶏肉と砂糖を加えて焼きます。肉の色が変わったら醤油、酒を加えて更に2分ほど焼きます。
3. 2.に水菜、しめじを加えて蓋をし、3分蒸し焼きにしたらできあがり。
  
  • 普通に牛肉のすき焼きと同じ味がします(当たり前か)。とても懐かしくて、そういえば子供の頃にちょくちょくこの料理が食卓に上っていたなと思い出しました。
  • お好みで溶いた鶏卵を加えて食べるのもありです。
  • これは関西風なので肉を焼いて野菜から出る水で煮ます。割り下は使いません。関東風がお好みなら割り下で鶏肉をいきなり煮てください。
  • あしらいは水菜としめじにしましたが他にも白菜、もやし、椎茸などありあわせで野菜を入れるとにぎやかになります。


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