冬瓜のポタージュ 難易度:★★☆ 調理時間:25分 |
Tweet |
|
|||||||||||
近頃は昔に比べて静かになったせいかあまり言われなくなりまし たがバブル経済の頃はよくクリスマスが叩かれていました。曰く 、 日本人は大半が仏教徒なのになぜキリスト教のイベントを祝 う? 言っていることはごもっともと思えなくもないのですがそ んなに目くじら立てるなよとか思っていたなぁ。それに日本のク リスマスは海外のそれとはだいぶ違うようです。たとえば…… 日本ではクリスマス当日大半の店が開いている(海外は当日は閉 店の店が多く街は静か) 日本では恋人や友人と過ごすことが多 い(海外では主に家族と過ごす) 日本のクリスマスケーキはき らびやかにデコレーションされている(海外は伝統的な焼き菓子 が主流でめっちゃ地味) などなど。なぜこんなクリスマスのイ メージが定着したのかちょっと興味が湧いたので調べてみました 。 明治33年、銀座に進出した明治座がクリスマスの大売り出 しを始めた。 明治43年、不二家がクリスマスケーキの販売を 始めた。 これを機にこの時期、街がにぎやかになりクリスチャ ンじゃなくてもクリスマスを祝う(って、祝っているのか?w) 風習が定着したらしい。けっきょく、バレンタインと同じくお店 の作戦に載せられた感じみたい。日本人らしいな。 ちなみに大 正天皇が崩御されたのが12月25日で昭和元年以降この日が祝 日になりました。クリスマスが公休になっちゃったのでイベント が更に盛り上がったみたい。 けどね、僕はそんなブームに易々 と乗っかっちゃった人たちの気持ちがちょっとわかる気もするの です。 日本人の大半は仏教徒でした(今はどうか知らないけれ ど)。なので仏壇にお参りしたりお線香を上げたりするのは日常 なわけです。民俗学の世界ではこういった日常を「ケ」と呼びま す。これに対して祭礼や冠婚葬祭などの特別なイベントを「ハレ 」と呼びます。 今日も明日も明後日も毎日ずっと続いていく「 ケ」は地味で退屈なものです。それに対して一年に一度などめっ たに来ない「ハレ」の日にはハイテンションになったり、ちょっ と羽目をはずしちゃっても仕方がないんじゃないかなと思うわけ です。ま、渋谷のハロウィンなんかはだいぶ行き過ぎている気が しますがw 晩御飯のおかずだって同じことがいえます。 今と 違って昭和の夕飯のおかずは地味でした。大抵は野菜か魚の煮 ものでお肉が出てくることはめったになかった。なのでたまにお肉 の料理が食卓に上ると「今日、何かあったの?」なんてお父さん が訊いたりしたものです。 同じくこんなスープが出されたら家 族は目を丸くしたでしょう。実はその中身が昨夜の冬瓜の煮物の 残りで、そろそろ食べ切らなきゃと考えたお母さんがミキサーで 粉砕しただけだったとしても(笑) | |||||||||||||
(1人分) | |||||||||||||
・冬瓜 ・じゃがいも(小) ・水 ・牛乳 [調味料パート] ・コンソメの素(顆粒) ・ホワイトペッパー ・クローブ ・ナツメグ ・シナモン |
100g 1個 150g(カップ3/4) 100g(カップ1/2) 3g 少々 少々 少々 少々 |
||||||||||||
|
|||||||||||||
|
本サイトの著作権は全てサイトマスターに帰属します。本サイトの転記は、ご遠慮願います。