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     和風ガスパチョ
難易度:★☆☆ 調理時間:3分
(冷蔵庫で冷やす時間は含めていません)


 

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「運動中に(部活中に)水を飲むな」 今ではネタにしかならな
い話題ですが昭和の頃にはそういった謎の禁則が体育会系の部
活にはありました。いや部活だけでなく体育の授業でも言われて
いたかな。 なぜそんなことを言われるようになったかについては
諸説あるようですが一説によると太平洋戦争中、野球が敵国の
スポーツだと言われて弾圧されたことに関係があるとか。 「野球
の練習は屈強な兵隊を育成するのに役立ちます。ほら、彼らは
水の確保が難しい戦地でも戦い抜けるよう、水を飲まずに練習に
励んでおります」 その弾圧をなんとか跳ね返そうと考え出された
方便だったとも言われているのです。 けどそれは戦争が終わる
までの話。とっくに戦争が終わっているのにこの謎ルールだけが
残った理由は顧問や先輩たちが後輩にマウントを取るのに都合
が良かったからに過ぎないんじゃないかと僕は考えています。 後
輩を〆てマウントを取りたい。けど、自分が悪者になるのは嫌だ
。 なんて虫の良いことを考える先輩方にとって禁則は超便利な
大義名分だったのです。 「禁則(ルール)を破った者には罰が
必要じゃないか? いやむしろ罰を与えなければいけない」 て
なノリで「お前なんで水を飲んだ。罰としてグランド10周走っ
てこい」と命令。 ひいひい言いながら走る後輩をもっともらし
く腕組みなんかしながら眺める快感を覚えちゃったんですね。
だからホントは禁則の内容はなんでも良かったのですが昔から言
われていた「運動中は水を飲んではいけない」というルールに乗
っかっちゃっただけなんじゃないかな。 とまれ、今ではそのル
ールは間違いで運動中に水分補給することは大事ということを多
くの人が知っています(「多くの人が」と敢えて書いたのは未だ
にそれでも水を飲んではいけないと思っている人が一定数いるら
しいからなのですが──なんかヤだな)。 ただ、生水をがぶが
ぶ飲めば良いというものではなく、きちんと調整されたできれば
スポーツドリンクのようなものを適度に摂取するのが良いみたい
。 食事として摂るならばたとえばこのスープのように塩分補給
もいっしょにできる一杯がおススメだと思います。
 (1人分)

 ・トマト
 ・胡瓜
[スープパート]
 ・昆布出汁
 ・塩
 ・めんつゆまたは蕎麦の返し
 ・レモン果汁
 ・(お好みで)タバスコ

1/4個(トマト缶なら1/4缶)
1/4本

200g(カップ1)
ひとつまみ
大匙1
5g(小匙1)
数滴
1.  トマトは1cm角の賽の目切りにします。きゅうりは塩もみして縦四つに切り更に5mm幅の小口切りにします。
2. [スープパート]を器に合わせてよく混ぜます。これに1.を加えればできあがり。冷蔵庫でキンキンに冷やして戴きましょう。
  
  • 適度の塩気とレモンの爽やかな酸味が楽しい1杯です。暑い夏の日盛りに外出して帰って来た時などに特におススメだよ。
  • ガスパチョはスペインのアンダルシア地方の名物スープです。元々はローマ兵が水筒に入れて携行したポスカという飲み物が原点だという説もあります。なのでスポーツドリンクのような役割も果たしてくれるんじゃないかな。
  • このスープは冷たく冷やして飲むと美味しさがひとしおです。時間がない時は冷凍庫に数分放り込んで急冷しちゃいましょう。
  • 好みが分かれるかもですが僕的にはタバスコを少し加えるとホットな辛味が加わって味が引き締まる気がしています。


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