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     白いビーフストロガノフ
難易度:★★☆ 調理時間:15分


 

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料理を覚えたてだった1980年代中頃のこと、どこのメーカー
から発売されたのか記憶が定かではないのですが世界の洋食を手
軽に作れる商品が新発売されました。 要はカレーのルウのよう
な感覚でボルシチだのブイヤベースだのが作れるというコンセプ
トの商品だったと思います。そのラインナップの中に「ビーフス
トロガノフ」という聞いたことのない料理がありました。パッケ
ージを読んでみるとロシア料理らしい。 考案されたのは18世
紀から19世紀あたり。日本で言えば江戸時代の後期ですね。誕
生のいきさつも諸説あって、ストロガノフさんという貴族が夜中
に小腹が空いたので料理長を起こしてありあわせの材料で夜食と
して作らせただの、年老いた当主が歯を悪くして大好きな牛肉が
食べられなくなったので肉を柔らかく煮る料理を考案したとも言
われています。 とまれ、今も昔も新しいもの好きな僕はすぐに
飛びついちゃいました。なけなしの生活費を捻出して牛肉を買い
こんでさっそく作っりましたっけ。美味しかったな。 そのパッ
ケージのルウはトマトベースの茶色いシチューができあがるもの
で生クリームを主体にした白いソースを添えるスタイルでした。
それから長いことあの料理を食べるにはルウのパッケージを買
ってこないといけないと僕は思いこんでいたのですが、結婚して
自分で料理をするようになってから実は自分で作れるということ
を知りました。 ネットのおかげで更にいろいろなレシピに触れ
ることができますのでこんな色違いのストロガノフ料理にも近頃
は挑戦したりしています。
 (2人分)

 ・牛バラ肉スライス
 ・玉ねぎ
 ・茄子
 ・バター
 ・薄力粉
 ・塩、ブラックペッパー
 ・おろしにんにく
[スープパート]
 ・牛乳
 ・水
 ・コンソメの素(顆粒)

200g
1/2個
1本
12g(大匙1)
9g(大匙1)
適宜
ひとかけ分

150g(3/4カップ)
75g(75ml)
4g 
1.  牛肉は食べやすい大きさに切ります。茄子はがくを取って横半分に切り更に6つ割にします。玉ねぎは櫛形に切ります。
2. フライパンにバターと玉ねぎを入れて中火にかけ玉ねぎがしんなりするまで炒めます。更に牛肉、茄子を加えて肉の色が変わったら薄力粉を加えてまぶすように炒めます。
3. 2.に[スープパート]を加えてひと煮立ちさせ3分煮込みます。味を見て物足りなければ塩、ブラックペッパーで味を整えます。仕上げにおろしにんにくを加えてさっと混ぜればできあがり。
  
  • いわゆる「フライパンひとつでできる」お手軽な洋食です。そのわりに味は本格派。生クリームなど高価な食材は使っていませんがバターと牛乳で十分コクが出せます。
  • お好みでマッシュルームやしめじなどの茸類を加えても美味しいですよ。
  • 本式にはサワークリームを添えて供します。酸味の強いクリームを加えるとさっぱりした風味に味変してなかなか楽しいのです。


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