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     焼き鯖のブールノワゼットソース
難易度:★★☆ 調理時間:10分


 

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なんで端っこは美味しいのか? ちょっとした命題ですね。パン
一斤を6枚切りとかに切った時の端っこの1枚。焼豚の端っこ。
トンカツの端っこ。 理由はいくつかあると思います。直火にさ
らされる部分なのでカリカリに焼けていて美味しい。あるいはち
ょっと焦げているところの程よい苦味が好き。など。 苦味は過
ぎれば顔をしかめたくなる不味さですが程よい苦味は却って心地
よいものです。それに食材自体が持つ苦味と違っておこげの苦味
は独特の好もしい風味を伴います。おこげの香りが好きな人はけ
っこう多いんじゃないでしょうか。 ブールノワゼットソースっ
て耳馴染みのない言葉ですが正確には3つの単語からできていま
す。「ブール・ノワゼット・ソース」。 ブールはフランス語で
バターという意味。ノワゼットはヘーゼルナッツ。つまり「ヘー
ゼルナッツ風味のバターソース」といったほどの意味になります
。とはいえ実際にはヘーゼルナッツを使ったソースではありませ
ん。使うのはバターのみ。 バターにとある加工を施すとヘーゼ
ルナッツみたいな香りがすると感じた人が名付けたのでしょう。
で、その加工とは? ここまでの文脈を辿れば推し量るのは簡単
ですね。そう、バターを焦がすこと。 ブールノワゼットソース
は日本では「焦がしバター」と呼ばれています。
 (2人分)

 ・鯖
 ・オリーブオイル
 ・バター
 ・付け合せ野菜



2切れ
少々
20g
サラダになるものなら
なんでもOK。今回は
カイワレです。
1.  フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ鯖の身を下にして焼きます。焼き色が付いたらひっくり返して皮も焼き皿に取ります。
2. 1.のフライパンにバターを入れて中火にかけます。バターが融けてしばらくすると全体に大きな泡が立ち始めます。フライパンを揺すりながら泡が小さくなるのを観察しているとやがてヘーゼルナッツのような茶色に変色します。ここで火を止めて1.の鯖にたっぷりかけます。
  • バターはかなり高温になっているので火傷に注意しましょう。
3. 2.の皿に付け合せの野菜を添えてお好みのドレッシングをかければできあがり。
  
  • 焦げたバターのナッツのような風味がたまりません。ただの焼鯖だと晩ごはんって感じですがこのソースをかけるだけでディナーに変貌しますよ。
  • コツは火を止めるのを一呼吸遅めにしてバターを十分焦がすことです。最初は失敗して苦くなっちゃうかもですがそこまで焦がした方が次からのタイミングは掴みやすいです。
  • 鯖に限らず焼き魚全般に使えるソースです。豪快に伊勢海老のグリルにかけても美味しいですよ。


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