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	ヤム・マクア 　難易度：★★☆ 調理時間：２０分		Tweet		(過去の『特集』情報） 「おせち料理特集(２０１３年バージョン)」  (過去の新着情報)   　姉妹サイト「Gの書斎」 　ツイッター 　携帯版「Ｇの食卓」 　携帯版「Ｇの書斎」   アフィリエイト・SEO対策
	僕が初めて行きつけにした居酒屋は大学の先輩から教わった店で 、サークル仲間のたまり場でした。いつ行っても誰かいるし、店に 入る前から「この曜日、この時間帯ならきっと××はいてるな」と 予想が付いて、じっさい格子戸を開けるとちゃっかり××がカウン ターに座っているといったような店でした。 店で一番人気の料理はにらたま。にらの卵とじなんですが、作っ てくれるお婆ちゃんの手際が絶妙で(老夫婦がやってるみせでした )、未だにあれとそっくりには作れません。季節の料理でいうと冬は 牡蠣酢。岡山は牛窓産の牡蠣がでかくて美味しいのです。夏場は 炭火で炙ってくれる焼き茄子が大好きでした。皮がちりちりになるま で焼けた茄子にかつお節を踊らせて、ちゅっと醤油をかける。なん で、そんな単純な料理があれほど美味しかったんでしょうね。 残念なことにお店は僕が大学３年の時に経営不振でたたまれてし まいました。考えてみるとうちのサークルのメンバーで賑わってい たけどあまり他にお客を見掛けなかった気もするもんなぁ。 ヤム・マクアはタイの焼き茄子料理、ヤム＝サラダ、マクア＝茄子 という意味だそうです。お弁当にヤム・マクアを作っていると大学時 代の暑い夏、居酒屋で食べた焼き茄子を思い出してしまいました。
	（２人分）
	・茄子 　・豚ミンチ 　・ピーマン [ドレッシングパート] 　・刻み葱 　・鷹の爪(小口切り) 　・ナンプラー 　・レモン果汁 　・コリアンダーパウダー 　・三温糖	1本 50g 1/2個 適宜 半本 9g(大匙1/2) 10g(小匙2) 少々 3g(小匙1)
	1.  茄子はがくを取って竹串で数か所穴を開けます。２５０度に加熱したオーブンかオーブントースターで１５分焼きます。オーブントースターで焼く場合はアルミホイルに包んで下さい。 2. １．をやっている間にフライパンで豚ミンチとピーマンを炒めます。[ドレッシングパート]を合わせてよく混ぜます。 3. 茄子は粗熱を取って輪切りにします。全部の材料を小鉢併せてよく和えればできあがり。
	ナンプラー特有の魚臭さがアジアン気分を演出してくれます。レモンと三温糖が意外に際立っていて甘酸っぱい風味が楽しめます。 そもそも焼き茄子を作るのが面倒という方は茄子をいきなり輪切りにして少し多めの油で炒めてもＯＫだと思いますよ。 本場、タイのヤム・マクアは茹で卵が添えられるそうです。お好みで合わせて下さい。

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