山芋のガリバタステーキ 難易度:★★☆ 調理時間:8分 |
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仏教の影響で長らく獣肉を食べることが禁じられていたため日本 にお肉を食べる習慣が根付いたのは明治以降のお話です。薄切 った牛肉を使った牛鍋は多くの人を魅了して「肉って旨い」と開 眼した人も多かったみたい。 けど、厚切り肉を豪快に焼いて血 が滴っていたりするステーキは抵抗感が強く「あれは外国人が食 べるもの。日本人で嗜むものはいない」なんて当時の文献にも書 かれていたりするそうです。 それでもステーキは特別なごちそ うという認識はあったみたいで国木田独歩の「牛肉と馬鈴薯」や 宮沢賢治の「オツベルと象」など文芸作品にも度々登場していま す。 ビーフステーキが庶民の生活に本格的に浸透したのは第二 次世界大戦後、アメリカの進駐軍がもたらした食文化です。長ら くレストランの高級メニュー(というか値段の高いメニュー)と して認知されていましたがファミレスの登場で一気に身近な料理 になった気がしますね。 で、気が付けば牛肉以外のものを使っ た「〇〇ステーキ」と呼ばれる料理も数多く登場しました。ポー クステーキやチキンステーキは言うに及ばず豆腐ステーキ、こん にゃくのサイコロステーキ、タケノコのステーキなどなど変わり 種の野菜ステーキではキャベツをまるっと焼いたキャベツステー キなんて料理もあるみたい。 普段着の身近な食材を使って高嶺 の花だったごちそう料理を手軽に楽しむというのは日本人のお家 芸的アレンジ手法なのかもしれません。 それだけでなくこの料 理のように低カロリーで体に良い栄養素をふんだんに含んだ食材 を使うことで健康にも配慮したステーキが楽しめるのってステキ じゃんと思ったりするのです(あ、最後のフレーズがなんか駄洒 落っぽい(笑))。 | |||||||||||||
(1人分) | |||||||||||||
・山芋 ・おろしにんにく ・バター ・刻み葱 ・七味唐辛子 [調味料パート] ・濃口醤油 ・味醂 |
6cm ひとかけ分 10g 少々 適宜 12g(小匙2) 12g(小匙2) |
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