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     山芋とししとうのピリ辛炒め
難易度:★★☆ 調理時間:7分


 

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世の中には生では食べないことが前提の食べ物があります。 例
えばお肉全般。以前は生レバーなどをウリにしているお店もあり
ましたが食中毒が問題になって今では食品衛生法で禁じられてい
ます。 あるいは卵。生で卵を食べられるのは日本独自の食文化
でそれは養鶏農家さんによる衛生管理の賜物なのですが海外で
は生卵を食べるというのは論外らしい。 それ以外にも多くの野菜
や根菜は火を使った調理を経て戴くのが一般的です。まあ、生の
サツマイモやじゃがいもを出されてもちょっと……だいぶ抵抗が
ありますよね。 逆に生で食べられる物ももちろんあって、例え
ばキャベツなどは炒めたり、煮たりして食べますが生のまま切っ
てサラダにしても食べられます。 更に生で食べることが前提に
なっている食べ物もあります。 例えば刺身。あれを焼き魚や煮
魚にして出されたらがっかりしますよね。高知名物のかつおのた
たきなんてのはありますが、あれは江戸時代にかつおの生食を禁
じられた際の対抗策。見た目は焼いているように見せかけて実は
中身は生の刺身という方便です。 あるいは納豆。味噌汁の実に
して煮て食べることもできますが一般的にはそのままご飯にかけ
て戴くものと考えられています。 そして野菜類の中には生のま
まサラダのスタイルで食べられるものが多くあります。 けど、
根菜はどうでしょう。じゃがいもにしろ、さつまいもにしろ、蓮
根、ごぼうなどなど生で食べろと言われても食べられたものでは
ありません。そんな中で数少ない生で食べられる根菜が山芋です
。そのまま短冊に切ってわさび醤油で戴いても良し。すりおろし
てご飯にかけても美味しいです。 そういった食べ方がメジャー
なせいか僕らは山芋に火を通すという発想が少し希薄になってい
るのかもしれません。けれど山芋は油で揚げて天ぷらにしても良
し、煮ても良し、この料理みたいに炒め物にしても美味しくいた
だける稀有な食べ物だったりするのですよ。
 (1人分)

 ・山芋
 ・ししとう
 ・豆板醤
 ・おろしにんにく
 ・サラダ油
[調味料パート]
 ・酒
 ・濃口醤油
 ・鶏ガラスープの素
 ・砂糖

4cm
数本
3g(小匙1/2)
ひとかけ分
4g(小匙1)

10g(小匙2)
3g(小匙1/2)
小匙1/2
ひとつまみ
1.  ししとうは小口切りにします。山芋は皮を剥いて縦方向に5mm角の短冊切りにします。
2. フライパンにサラダ油、豆板醤、おろしにんにくを入れてよく混ぜます。これを弱火にかけて炒めます。香りが立ってきたら1.を加えて中火にし、1分炒めます。
3. 2.に[調味料パート]を加えて和えながら水気がほぼなくなるまで炒めればできあがり。
  
  • 山芋のシャクシャクした食感が楽しいピリ辛の小鉢料理です。主菜が肉でも魚でもよく合いますので知っていると便利ですよ。
  • 辛口が好きな方はししとうの中でもピリッと辛いやつを使ってください。逆に苦手な方はあまとうを使うかピーマンで代用すると良い感じです。
  • 手持ちがあればコチュジャンを2gほど加えると味が複雑になります。手持ちがなければ仕上げに七味唐辛子を振るのもありですよ。


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