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     柚子とろろラーメン
難易度:★★☆ 調理時間:100分


 

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東海道五十三次。 その名の通り江戸時代に整備された東海道に
は53の宿場がありました。ま、正確に言うと起点の日本橋、京
都の三条大橋もカウントに入っているので宿場は51かな。 で
、日本橋から数えて二十番目の宿が丸子宿(鞠子宿)。所在は今
の静岡県になります。ここに丁子屋という飯屋さんがあって今も
脈々と続いて元気に営業しているそうな。400年以上続く飲食
店ってなにげにすごい。 東海道中膝栗毛にも登場するこの店の
ウリはとろろ汁。自然薯をすりおろして作るとろろをご飯にたっ
ぷりかけて醤油を垂らして頂く──なんか書いているだけでもご
くりと生唾呑んじゃいました。こんなの美味しいに決まってるじ
ゃん。 弥次さん喜多さんが楽しんだだけじゃなくて安藤広重の
絵にもこのお店は出てくるし 梅若菜丸子の宿のとろろ汁 なん
て句を松尾芭蕉は詠んでいます。よっぽど気に入ったのかな。
過日、例によってテレワークのランチタイム。なんか袋入りラー
メンが食べたい気分。けど、素ラーメンは寂しい。 野菜室に山
芋があったのを思い出してこんな一杯を作ってみました。行った
ことはないけれど遠い宿場町で400年以上とろろ汁を提供して
きた飯屋さんに敬意を込めて。
 (1人分)

 ・袋ラーメン(塩味)
 ・山芋
 ・卵
 ・柚子胡椒
 ・柚子果汁
 ・青海苔

1袋
4cm
1個
茶匙1杯
5g(小匙1)
適宜
1.  小鍋に規定量のお湯(分量外)を沸かしてラーメンを作ります。
2. 1.をやっている間に卵は黄身と白身に分けて白身はボウルに入れて1分泡立て軽いメレンゲ状にします。これに山芋をすりおろし、柚子胡椒、柚子果汁を加えてよくまぜておきます。
3. 黄身を湯呑に入れて大匙1の水(分量外)を加えて電子レンジの500ワットで20秒チンします。
4. ラーメンを丼によそい2.を水面にそっと流し込むように加えます。青海苔をちらして仕上げに黄身を湯呑内のお湯ごと載せればできあがり。
  
  • 何が面白いって見た目ではわかりにくいのですがこのとろろ、カッチリと固まっているのです。白身を含んだとろろ汁を熱々のラーメンに入れるのですから当たり前。けど、こんな食感初めてかも。
  • まずは柚子風味のとろろ汁と塩ラーメンのコンビネーションを堪能してください。柑橘系のキリッとした風味が塩味を引き締めてくれます。それから黄身を少しずつ崩しながら頂くと味がどんどんマイルドになっていくのが楽しめます。
  • この料理のコンセプトは熱々ご飯にとろろ汁です。なので柚子を抜いて醤油ラーメンというチョイスの方が王道かも。あと、蕎麦でやっても楽しいと思いますよ。


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