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     鱈のバジル・オイルソテー
難易度:★★☆ 調理時間:10分


 

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魚の全身の画像を次々見せられて「この魚の名前はなんでしょう
?」って質問されたら僕らはどれくらい答えられるでしょうか。
まあ、鯛やウナギくらいなら答えられるかな。けど、それって
ヒマワリやチューリップの花は知っているというのと同次元な気
も。 カレイやヒラメは画像を見ればそのどっちかだとはわかる
と思いますがはて、これはどっちだ? なんてなりそう。ちなみ
に見分け方は腹を手前にして置いた時に頭が左を向いているの
がヒラメで右を向いているのがカレイです。但し、カレイの中には
左向きの種類もいるので要注意。ややこしいな。一番間違いのな
い見分け方はヒラメは獰猛で魚を食べる生態なので口が大きく歯
が鋭いのが特徴です。 で、魚の画像の話の続き。スズキ、タラ
あたりになってくるとわからない人も増えてきそう。なぜならス
ーパーでは大抵、切り身か刺身で売っていて丸のままの姿を見る
ことが少なそうだからです。どちらもけっこう大きな魚体なので
1尾まるごとだと持て余してしまうご家庭が多いのとそもそも捌
けない人が多いので需要が少ないからですかね。 ただ、どちら
の魚もスマートとは言い難いちょっと不細工なガタイをしている
ので一度見て覚えたらもう忘れないかもです。 サザエさんやち
びまる子ちゃんくらいの家族構成なら1尾買って6、7人家族で
シェアと言うこともあり得たのでしょうけど核家族が当たり前に
なった今ではそれを言ってもせんないことです。 スーパーはお
客のニーズに応えて売れる商品を棚に並べるのが商売。昭和の
昔なら見かけなかった(かもしれない)魚の切り身のパックがずら
りと並んでいる光景は世相を映した必然なのでしょう。ま、切り
身の魚はある意味とてもお手軽で包丁要らず。この料理みたいに
調味料とパン粉をまぶしてフライパンで焼いたらいっちょ上がり
なんて芸当もできちゃいます。 かつてはお歳暮やお年賀に棒鱈
をぶら下げてあいさつ回りなんて光景が見られたようですが(そ
の当時の人は当然タラの姿を知っていたんだろうな)、このおひ
とり様用に切り分けられた切り身のパックが令和の冬の光景なの
でしょう。
 (1人分)

 ・タラ
 ・塩、ブラックペッパー
 ・強力粉
 ・マヨネーズ
 ・オリーブオイル
 ・バター
[衣パート]
 ・パン粉
 ・ドライバジル
 ・粉チーズ
 ・ガーリックパウダー
[仕上げパート]
 ・レモン果汁

ひと切れ
少々
3g(小匙1)
4g(小匙1)
12g(大匙1)
5g

6g(小匙2)
適宜
適宜
少々

5g(小匙1)
1.  [衣パート]をバットに合わせてよく混ぜます。
2. タラに塩、ブラックペッパーをまぶし更に強力粉をまぶします。これにマヨネーズをまぶして[衣パート]をまんべんなく付けます。
3. フライパンにオリーブオイルとバターを入れて中火にかけます。バターがほぼ融け切ったらタラを入れて片面2分ずつ焼きます。焼きながら焼き油(オリーブオイルとバターのミックス)をスプーンで掬ってタラの上面にせっせとかけていきます。
4. 3.に蓋をして弱火で1分蒸し焼きにすればできあがり。お皿に盛って[仕上げパート]を振りかけて戴きます。
  
  • 表面はサクサクで中はしっとり仕上がります。衣にブレンドした粉チーズ、ガーリックパウダー、バジルの風味もクセになりそう。
  • タラって和風のイメージがありましたがこんな風に仕立てれば洋食にもなっちゃいますね。
  • ガルニチュール(付け合わせ)はサラダ全般ならなんでもあり。今回は大葉とフランス料理の人参の酢漬け「キャロットラペ」を合わせてみました。


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